とうもろこしのひげ茶に挑戦

2016年8月3日水曜日

t f B! P L
薬草園の畑のとうもろこし。

収穫していたので、ひげをもらいました。
普通、お店ではカットされてついてませんが、畑で育てていると新鮮なひげが手に入ります。
ポップコーン用とうもろこし (できそこないをもらいました)

実、ひとつひとつにつながったひげをまとめて引っ張ると、何だか付け毛みたいです。収穫していたMさんに付けて遊んだりして(笑)

折角なので、ひげ茶に挑戦することにしました。

とうもろこしのひげにもちゃんと効能があるんですよ。

南蛮毛(なんばんげ)といい、長い花柱にあたります。コロンブスが新大陸発見時に現地のとうもろこしをヨーロッパに持ち帰ったのが始まりで、その後ポルトガル人を経由して日本に伝わったそうです。

利尿作用があるため、日本では民間的に腎炎や妊娠時の浮腫に用いられます。

欧米でも同様に利尿薬として用いられ、フランスでは胆汁分泌促進のため、中国では利尿・利胆薬として用いられます。

手軽に摂れる方法は?というと、韓国ではとうもろこしのひげ茶はポピュラーな飲み物なので、輸入食材屋さんに行けば、ティーバッグが簡単に手に入ります。玄米が一緒になっていることが多いです。

夏は脱水しやすいので、利尿がつき過ぎるとよくなさそうですが、逆に、水分を多く摂り過ぎて浮腫んでいるときにはよさそうです。(S)
天日乾燥中



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